なかっとは?/ ディック
[ 202] @nifty:デイリーポータルZ:ドライカレーは甘くなかった
[引用サイト] http://portal.nifty.com/2008/02/28/b/
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今回は、ドライカレーの調理を通して「頭の悪い人は知恵を絞って努力をしないと結果が伴わない」という、あたりまえのことに僕が今さら気づくまでのドキュメンタリーです。 私事で申し訳ないのですが、今まで僕がデイリーポータルZに書かせてもらった中でもっとも反響が大きかったのは、昨年末に掲載された「伝説のお弁当屋さん」という記事です。 職場の近くで営業していた、お弁当屋さんの閉店にまつわるインタビューなのですが、今回はその記事のスピンオフとも言えるものなので、読んでいない方、忘れてしまった方は、お手数なのですがまずそちらを読んできてください。 というわけで、「キッチンクラナハ」のドライカレーはおいしいので、ぜひ家でも作りたい、と思ったのです。その後、店主だった田沼さんにレシピを教えてもらい、公開する許可もいただいたので、僕がドライカレーを作ってその模様を記事にしてレシピを皆さんに紹介すれば、またきっとたくさんの人に読んでもらえるんじゃないか、そして「嬉しい!」「楽しい!」「大好き!」なんて感想をいただいて、あらよっと人気記事一本上がり〜ぐふふふふ〜、なんて簡単に考えていたのでした。そして実際、出来過ぎなほどいい展開で話が進んだのです。途中までは。 いただいたレシピによると、タマネギやニンジン、豚ひき肉などメインの具材のほかに、以下のような膨大な種類のスパイスや調味料が必要、とのことでした。 一人暮らしで自炊している身ですが、正直、スパイスは聞いたことのないものばかり。クミンホールって何でしょうか。とりあえず、この中で家には賞味期限がとうに過ぎたナツメグとブラックペッパー、ケチャップしかありません。 足りないものは買ってこようと思ったのですが、どれもほんの数グラムずつしか使わないし、大量に余っても困るのでどうしようかと悩んでいるとき、あることに気づきました。 皆さん口を揃えて「湿気てるけど」「賞味期限過ぎてるけど」と言っていますが大丈夫。僕のナツメグも3年前のものですから。 これで足りないのはカレー粉と、ディル、マジョラムだけ。一瞬でほとんどのスパイス類が揃ってしまい、さすがデイリーポータルライター陣、すごい!と思ったのですが、まだ続きがありました。 家に帰ると郵便物が届いていたのですが、なんと差出人は月曜日担当、札幌在住の加藤さん。中を開けると、そこには! さらにさらに、現在育児休暇中のデイリー編集部、古賀さんから「オープンしたばかりのスパイス専門店がありますよ!」との情報が。 それは面白そう!それではカレー粉とディル、マジョラムはそこで調達することにし、さっそくお店に向かいました。 2月上旬にオープンしたばかりという店内には、さまざまな種類のスパイスがところ狭しと並んでおり、どのスパイスも10グラム以上なら1グラム単位で量り売りしてくれるとのこと。さっそくお店の方に趣旨を説明し、ディルとマジョラムを入手。カレー粉は4種類もある中からすべてテイスティングさせてもらい、結局よく分からないのでいちばんオーソドックスなものを購入しました。 お店の方は「スパイスソムリエ」という肩書きを持っていて相談にも気軽に応じてくれるので、興味のある方はぜひ行ってみると楽しいと思いますよ! というわけで、足りなかったすべてのスパイス類が、ライターの皆さんのご協力によって揃ってしまいました。 嬉しい反面、不安もあります。ここまで大騒ぎをしてしまった以上、失敗は許されません。僕がデイリーポータルで初めて記事を書かせてもらうときに行った取材(参考記事:「ダムめぐりのススメ」)を思い出して、少し気が重くなりました。 そして、僕がカレー粉からカレーを作るのは2回目、というのも大きな不安要素です。しかも前回は小学校の家庭科の授業。しかも立候補したにもかかわらず失敗し、同じ班の子たちとの間に気まずい空気を作ってしまったことを思い出しました。 しかし、いつまでもスパイスの匂いだけ嗅いでいても仕方ありません。「簡単ですよ」という田沼さんの言葉を信じて、調理を開始します。 |
[ 203] キャベツは昔、丸くなかった……? | エキサイトニュース
[引用サイト] http://www.excite.co.jp/News/bit/00091205078683.html
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やわらかく甘い春キャベツが出回る季節。ところで、先日、ある児童書の欄外に、こんな感じの気になる一文を見つけた。「キャベツは昔、丸くなかったらしい」一切説明がなく、「らしい」という不確定さだけど、これはどういうこと? キャベツは昔、葉が伸びた状態だったのだろうか。農林水産省に問い合わせると、「単に品種が違うということでは? キャベツといっても、おそらくいろいろ品種がありますから、丸いものもあれば、丸くないものもあるのでは?」とのこと。さらに、独立行政法人農畜産業振興機構に聞いてみると、「春玉と寒玉の違いとかでしょうか?」として、以下のような説明をしてくれた。「ヨーロッパでは紀元前から栽培されていたケールから、ブロッコリーやカリフラワーなど、さまざまな野菜が生まれ、その中のひとつにキャベツがあったのです」じゃ、「キャベツの祖先」が丸くなかっただけで、やっぱりキャベツは最初から丸かったのでしょうか……。落胆していると、後に、担当者から改めて、「やっぱり野生種は丸くなかったようですよ」という電話があった。そして、様々な資料を送ってくれたのだが、その一部『農学大事典』(養賢社)に、こんな説明を見つけた。「デンマーク・イギリス・北フランス・オランダなどの西欧海岸、地中海岸および小島の岩上に自生する多年生ないし2年生植物で、結球性なく、葉は通常平滑でロウ質におおわれるがまれに短密毛を被る」「日本への渡来は、大和本草(1709)にみえる所から江戸時代と思われるが、当時はハボタンといい不結球の緑葉カンランであって、その後観賞植物として植木屋の品質改良により現在世界に類のないハボタンを産んだが、これはカンランとは関係ない」江戸時代でもまだ登場していないのか、「丸いキャベツ」。では、どこらへんから?同じ項目に、続いてこんな記述があった。「現在のカンランは明治以降に欧米から導入されたものである」明治6年(1873)の資料には8品種が、明治19年にはすでに24品種が記載され、明治末から大正、昭和の初期にかけて次々と日本独自のキャベツ品種が育成され、「西洋野菜→日本の野菜」になっていったとあるが、やはり丸いかどうかの記述は見つからない……。続いて、『野菜園芸大事典』(養賢社)を見ると、こんな一文が!「結球性のキャベツが導入されたのは安政年間であるが、これは外人居留地(横浜や函館)で栽培され、明治に至った」やっとでた、「丸いキャベツ」!!さらに、JAよこすか葉山に聞いてみると、「キャベツの野生種は結球性ではなかったんですが、大事な芽を守るために、様々な品種改良のなかから、できていったのだと思います。葉が丸まる理由は、植物ホルモンの影響だといわれているんですよ」とのこと。ちなみに、先の『野菜園芸大事典』によると、世界的には丸いキャベツ(結球性)についてはじめて記載したのは、1世紀。おそらくはローマにおいて成立したものと考えられているのだというから、「昔、丸くなかった」といっても、「昔」も昔、あまりに遠い昔の話のようでした……。(田幸和歌子) エキサイトブログユーザーならブックマークレット機能を利用してこのページにトラックバックできます。 |